わたしたちの自己紹介、そして小児訪問マッサージに対する思いを伝える為に撮影した動画です。 動画は約2分程となっております。
肢体不自由児のお子さまは、多くの困難を抱えています。
毎日の生活の中で、親御さんが
「ほらー、また腕を上げてる!(なぜ?)」
「もっと(身体の)力を抜いて!」
と声をかける・・・ そんな場面はありませんか?
お子さまも、指示されたことは分かっています。
でも、どのようにしたら身体の力が抜けるのか?手足に力が入るのか?それが分からないのです。
肢体不自由児のお子さまの多くは、「正常な筋肉の使い方」がどのようなものかを(まだ)知りません。
関節が拘縮していれば、手や足を伸ばす感覚がどういうものか、わかりずらいのです。
当然、身体の力を抜くという事がどのようなことなのかも、わからないのです。
なぜなら、ものごころがついた時には、自己流のやり方が当たり前になっていたからなのです。
すべての人は、生まれた時から「自分」を認識したり、思った様に体を動かすための脳のプログラムを持っていません。
すべての方は「ゼロ」から自然に学習していきます。
ところが、脳に障がいのある子どもたちの場合は、この脳の学習が上手くいきません。
なぜなら、体性感覚/注1のセンサーが未発達だったり、痛みのために誤ったセンサーの情報が脳に上げられたり、はたまた脳そのものが障がいのためにうまく機能しなかったりするからです。
つまり、刺激をうまく「感じ取れない」のです。
その結果として、自ら動作を覚えようとしても、学習自体が困難であるばかりか、誤った体性感覚を覚えさせる「誤学習」が生じて、それが残ってしまう場合があります。
そういった不便を少しでも解消したり軽減をするために、小児向けのマッサージ(小児訪問マッサージ※渋谷から)を当治療院は提案しております。
当院代表・小児向け訪問マッサージ担当の一人 北川楓樹です
(注1)体性感覚
体性感覚とは、皮膚感覚、深部感覚(位置覚・運動覚・抵抗覚・重量覚・深部感覚)、内臓感覚を指します。
「今、カラダの位置や動きがどうなっているのか?」という最も基本的な情報を、皮膚・筋肉・腱・関節・内臓壁にある感覚受容器(センサー)が捉え、視床や小脳で情報処理して初めて、私たちは「自分」というものを認識できます。
株式会社一隣堂
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